足がしびれて動けない…治すにはどうしたらいい?

「正座をしたら、足がしびれて動けない…」といった経験は、どなたでも一度は経験したことがあるはず。

けれど、その足のしびれは思いがけない病気や原因が隠されている可能性も!?

そこで今回は、足がしびれる原因、予防法や考えられる「病気」についてシェアします。




「正座」「病気」足のしびれの原因は?

足のしびれが気になってくると、「もしかして、脳の病気?」などと不安になってしまう方や特に気にすることなく気にしないという方など、さまざまな反応をしているかと思います。

まずは、足のしびれの原因をシェアします。

しびれとは、神経症状の一つ。感覚の低下、運動麻痺、異常知覚の3つに大きく分けられています。

感覚の低下。熱いものや冷たいものに触れたときの温度や、触ったときの感覚がわかりづらくなる状態を指します。

他にも運動麻痺によって足に力が入りづらくなったり、正座をしていないのに足にズキズキとしたしびれを感じたりする、知覚異常の症状が現れることもあるようです。

中には、深部感覚がダメージを受けている場合は、手足の位置がわからなくなったり、バランスが取れなくなったりするといった症状が現れるケースもあるようです。

正座による足のしびれは後ろ歩きで治す!

足がしびれる体勢といえば、やはり「正座」を連想する方が多いとおもいます。

そもそも、なぜ正座を長時間し続けると足がしびれてしまうのでしょうか?

正座によって起こる足のしびれは、長時間の血行不良による足の神経の麻痺が原因とされています。

ですから、正座による足のしびれは、足を伸ばすことで症状を緩和することができます。

これは、足を伸ばすことで血行が良くなり、神経が正常に動作するからです。

とはいえ、正座をする場面といえばお葬式や法事などといった、なかなかすぐには足を崩しづらい状況が多いかと思います。そんな状況でもしびれを解消できるのが、ズバリ「後ろ歩き」!

少しふざけているようにも聞こえますが、正座による足のしびれを治すには、後ろ歩きは非常に効果的!

実際に足がしびれた際に後ろ歩きを試してみると分かりやすいと思いますが、普段通り前に向かって歩くよりも、後ろ歩きをしたときのほうが背筋がピシッと伸びた状態になります。

ですから、後ろ歩きはできる限り早く足のしびれを解消したいときの対処法としてオススメ!

もしも、人の目が気になる場合は階段の段を後ろ向きに登り降りすることでも、足のしびれを解消することができますよ。




原因がわからないなら「病気」の可能性も!?

原因がわからないなら「病気」の可能性も!?

長時間正座したときなどのように、一時的な血流障害による足のしびれであれば、それほど深刻に考える必要はありません。

しかし、しびれの症状が頻繁に起こったり、足のしびれが長時間続いたりする場合、もしくは短時間でしびれが解消する症状は、病気の前触れだという可能性の場合もあります。

足のしびれが原因によって起こる病気には、腰痛を伴う腰椎椎間板ヘルニア、脳梗塞、脳出血などといった脳の病気が潜んでいる場合があります。

さらには糖尿病、更年期障害などといったように、足のしびれを放置したままにしていると危険な場合も!

手遅れになってまう前に、足のしびれが原因のひとつと考えられる病気をチェックしておきましょう。

・腰椎椎間板ヘルニア
椎間板とは、背骨と背骨を繋いでいる部分のこと。ゴムのような伸縮性があり、背骨の動きを助ける働きがあります。

この椎間板のダメージや老化によって、正常な状態よりも外側に出てしまい、神経が圧迫されることで足のしびれや腰痛といった症状を引き起こしてしまいます。

痛みの特徴は、初めに腰痛がでて徐々に腰から太もも、足の先へと痺れがでてきます。片方の足に痛みやしびれがでるのも特徴です。

・腰椎椎間板ヘルニア
椎間板とは、背骨と背骨を繋いでいる部分のこと。ゴムのような伸縮性があり、背骨の動きを助ける働きがあります。

この椎間板のダメージや老化によって、正常な状態よりも外側に出てしまい、神経が圧迫されることで足のしびれや腰痛といった症状を引き起こしてしまいます。

痛みの特徴は、初めに腰痛がでて徐々に腰から太もも、足の先へと痺れがでてきます。片方の足に痛みやしびれがでるのも特徴です。

・坐骨神経痛
脊柱管(せきちゅうかん)が狭まったり、腰椎椎間板が出っ張ったりすることで神経が圧迫され、足のしびれが起こる状態のことを指します。

太ももの裏側部分から、ふくらはぎ、そして足裏まで広範囲に症状が出るのが特徴。

ただ、神経痛が前立線がんや骨盤の腫瘍、変形などといった大きな病気が関係している場合もあります。

まずは、「腰痛を伴う足のしびれ」で考える病気はこちら!

・腰椎すべり症
腰椎が何らかの原因によってずれた状態になり、神経を圧迫することで腰痛を引き起こします。

多くの場合は、腰痛の症状が出るだけですが、ごく稀に足のしびれや痛みを伴うケースもあります。

長時間の立ち仕事、もしくはデスクワークといった同じ姿勢をとり続けることで痛みが強くなるのが特徴です。

・腰部脊柱管狭窄症
脊柱管が何らかの原因によって狭くなってしまうことで神経が圧迫された状態になり、足のしびれや痛みを引き起こします。

いつも足のしびれや痛みを感じるのではなく、歩き続けることで少しずつ症状が現れるのが特徴です。

しかし、最悪の場合は立っていられないほどの痛みが生じる場合もあります。

40代を過ぎ、いわゆる「更年期」になると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの減少によって、様々な体の不調が起こり始めます。

更年期の主な症状のひとつとして、手足のしびれや痛みが挙げられます。

また、急に立ち上がろうとした際に足がしびれたり、手を伸ばした瞬間にしびれるなどの症状が現れるケースもあります。

このような更年期障害の手足のしびれには、血行を良くすることで緩和されるケースがあります。

冷え性対策と同じように、手足のマッサージや保温が効果的といわれています。

しびれの症状は、糖尿病の合併症によって生じる「糖尿病神経障害」の可能性もあります。

この症状の場合は、しびれの頻度が高く、知らず知らずのうちに末梢神経に障害が生じることで様々な症状を引き起こすようになります。

初期症状は、足裏や足の指にピリピリとした痛みやしびれを感じるようになります。

そして、症状が進行していくうちに、手にも症状が現れるようになっていきます。

また、この手足のしびれや痛みは、左右対称に現れるのも特徴として挙げられます。

さらに症状が悪化して神経障害が進行すると、手足の感覚が鈍くなり、痺れや痛みを感じなくなっていきます。

手足の感覚が鈍くなってしまうため、手足にケガをしても気がつかないことがあります。それが原因で、傷口がウイルス感染したとしても治療が遅れてしまう恐れもあります。

放っておくと危険!ただのしびれと侮るなかれ!

手足のしびれを引き起こす病気の中でも特に注意が必要な症状は、脳梗塞の前触れとされている「一過性脳虚血発作」です。

一過性脳虚血発作とは、動脈硬化によって脳に流れる血管が狭くなり、血圧の変動が起こった際に狭くなった血管のせいで一時的に脳への血流が悪くなる状態のことをいいます。

その流れが悪くなった部分の血管が手足の感覚を司る場所であった場合に、発作的に手足のしびれや痛みが生じます。

一過性脳虚血発作は、大半が数分で治まりますが、脳の血管が詰まりかけている場合によく起こるため、脳梗塞の前触れでもあるともされています。

足のしびれは一過性のものが多いですが、中には重大な病気が関係しているケースもあります。自覚症状がある方は放置したままにせず、できる限り早めに病院での受診をしてもらいましょう。